今日、皆さんは何を食べましたか? 何気ない食事と思いがちですが、私たちの体は、 自らが選んで食べたものからしかつくられません。 壽屋寿香蔵の「食」づくりから、明日の食卓を見つめます。 取材・文/阿部 薫 お客様の声から […]
特集記事
お待たせしました。 本格醸造りんご酢解禁です。
日本一を自負するりんご酢 壽屋の本格醸造りんご酢は、自社で粉砕して搾った100%りんご果汁を、アルコール発酵と酢酸発酵の2度の発酵をしっかり行い、さらに食品添加物は一切使用せずに作り上げます。JAS法によると、醸造りん[…]
これからも、この先も。 奇跡の一粒を届けたい
壽屋を代表する逸品「茜姫」。ぷっくり艶やかな完熟梅のとろける甘露にうっとりしながら、完成するまでの背景を遡ると、それはまさに奇跡の出会いでした。 「至福の一粒を届けたい」職人とも言えるような技能を必要とし、非常に地道な作[…]
里山と生きる。
山形県の日本海側庄内地方、米どころとして知られるこの地で澁谷さんが作るお米。 長年、壽屋ではそのお米を販売してきました。出来るだけ農薬を使わずに作るため、玄米として食するのにも適しています。 澁谷さんと娘婿の齊藤さん、娘[…]
壽屋のおもい
ひたむきに実直に、やさしく、ていねいに。 新型コロナの流行と豪雪によるダブルパンチが二年連続。厳しく長い雪国の冬を過ごし、春を待ちわびる気持ちが高まります。そこはかとなく春の訪れを感じると、弾けそうなうれしさがこみ上げて[…]
自宅で漬ける、かんたん粕漬
山形県内陸地方の 漬物文化が育んだ 〝昭和版粕漬〟 壽屋のある山形県内陸地方は、恵みの海が遠く、冬は雪に閉ざされてしまうという気象条件、加えて江戸時代から統治が不安定でとても貧しい土地柄だったことから、保存食文化の発達[…]
待望の「りんご酢研究所」が 本格始動です。
昨年秋からの長い工事期間を経て、今年3月ようやくりんご酢研究所の内装外装工事、全てが終了しました。新型コロナウィルスの感染防止のため、すっかり延期となっておりました神事が、緊急事態宣言が解除になった5月下旬に行われました[…]
食べるって楽しいね。
ワークショップ「食べ活とみさんの給食ごはん」2019年12月1日開催リポート 2019年12月1日に壽屋隣りの古民家「野守の宿」で開催されましたワークショップ「食べ活とみさんの給食ごはん」。30名の参加者の方々、北海道か[…]
横尾家の梅
30数年目の夏の出来事 壽屋で梅の砂糖漬「茜姫」を製造販売するようになってすでに30年あまりが経ちました。長年に及び、改良を重ね続けて現在に至っております。そんな令和元年、夏の終わりに大変驚く事実を伺うことができました。[…]
子どもに伝えたい本物の味。
北海道の真ん中よりやや北東、北見市の南西にある置戸町。この町には日本一と評判の給食がある!と話題になり、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」などでも取り上げられ、本も出版されました。この「日本一の給食」を作り続けてきた[…]
節田梅と南高梅
新しい時代、茜姫新ステージへ 茜姫が誕生したのは平成5年。早くも26年が経とうとしています。その間、平成10年には優良ふるさと食品中央コンクールにて優秀賞受賞、平成18年には農林水産大臣賞を受賞いたしました。これも一重に[…]
やまがたで醸す女性たち
やまがたで醸す女性たち 山形に産まれて山形の地で醸す・・・。 長年に渡り壽屋でも長年に渡りお付き合いいただいております、お隣河北町の和田酒造さんと西川町のトラヤワイナリーさん。先代からの確かな技術力をしっかりと受け継ぐ同[…]
季節の恵みで 体も心も健やかに
ここのところ、漬物が悪しき伝統のように扱われる事を多く目にします。 「漬物は塩分が高いから控えるように!」 一方で近頃の健康ブーム、テレビ番組始め、様々なところで食材の健康効果が語られるようになってきました。 その食材を[…]
果汁100%から作るりんご酢です。
りんご果汁100%から作るりんご酢 壽屋の本格醸造りんご酢は販売開始以来、「材料となるりんごを砕いて、アルコール発酵させ、さらに酢酸菌を加えて酢酸発酵という2回の発酵の行程を経て、その後じっくりと3年間熟成をさせる。その[…]
春の訪れを告げるお雛様
これまで門外不出だった東根市内のとある旧家のお雛様。壽屋とは長年のお付き合いがある縁から、この度、初めて壽屋のお雛様展示の列に加えていただけることとなりました。 保存してあった箱の蓋には「文政十二年」とあったこのお雛様で[…]
みくちゃんと自由研究
みくちゃんと自由研究 文・阿部薫 7月のある日のこと。 店先で休憩をとっていた漬物師範は、近所で遊ぶみくちゃんに声をかけました。 「夏休みの自由研究は何をするの?漬物についてやってみたらいいんねが?」 「面白そう!やって[…]
さくらんぼに想いを馳せて。
実りに情熱を注ぎ続ける親子三代の物語 県外の方が山形県を思い浮かべる際、まっさきに口にしていただくのが「さくらんぼ」。かわいらしい真っ赤な姿に、ぷりっとした食感、甘ずっぱい味、子どもからお年寄りまで大人気の果実です。な[…]
東根に春を呼ぶお雛様。
この度、壽屋隣りの野守の宿のお雛様展示にて、横尾了子さん宅のお雛様を初公開いたします。公開に先だって、お雛様と東根市本町近辺の歴史についてお二人に語っていただきました。 【左】東根の歴史に詳しい野口孝雄さん (東根の歴史[…]
壽屋のおもい
壽屋のおもい 遅い春を待ちわびる雪国です。豪雪の冬を越えて、そこはかとない春の気配を感じる今日この頃、可愛らしい女の子の宴〝ひな祭り〟が近づいてまいりました。 コロナ禍によって大きく変化していく世の中となりましたが、壽[…]
山形のお雛さま
山形県は、江戸時代の最上川交易によってもたらされた文化が現在も色濃く残っています。各旧家に伝わるお雛様もそのひとつです。紅花を京の都に運んだ山形の紅花商人が、帰りの船でお土産としてお連れした京のお雛様が大切に受け継がれて[…]
受け継がれる 山形梅干の伝統の漬け方。
壽屋のある山形県東根市をはじめとして、山形県内陸地方は「東の山形、西の京都」と言われるほど昔から漬物文化が独自に発達してきた地方です。 そのひとつとして山形梅干も長きに渡り受け継がれてきましたが、現在では、自宅で漬けるお[…]
漬物師範が語る、壽屋の漬物作りの原点。
私は中央大学に入学するとともに剣道部に入部し、練馬区にある剣道部合宿所に住みました。練馬大根が多く採れたことから合宿所の近くには漬物屋さんが数多くあり、そこでアルバイトをした事が漬物屋を始めるきっかけとなりました。 中央[…]
東根、節田梅の実る里。
さくらんぼの生産量日本一を誇る山形県東根市。 広大な果樹畑に植えられた木々に、まぎれるように育つ節田梅。 他の果樹に先駆けてうすピンクの花を咲かせる節田梅の里を、 壽屋寿香蔵の横尾友栄が訪ねました。 40年以上節田梅を作[…]
「発酵」という伝統と文化。
昔から保存食として日本の食文化を支え、 また近ごろ注目をあつめる「発酵食品」について、 漬物師範に語ってもらいました。 地域からうまれる発酵文化。 発酵というのは、微生物の特殊な菌を働かせて別の品を作ることを総称していう[…]
山形の漬物文化を未来の日本に。
壽屋のある東根市を始めとして、山形県内陸地方は「東の山形、西の京都」と言われるほど昔から漬物文化が独自に発達してきた地方です。漬物師範・横尾昭男(弊社社長)は昭和五十二年からのおよそ二十年間、山形県内陸地方の漬物上手なお[…]
熱々とろ〜り「納豆汁」。
山形ご当地汁、熱々とろ〜り「納豆汁」。 寒い山形の冬を乗り切る熱々のお味噌汁「納豆汁」は、山形県内陸地方に伝わる郷土料理です。豆腐になめこなどのきのこ類や山菜類、油あげ、里芋に里芋の茎を干した芋がらなどをダシ汁で煮込み、[…]
農家・矢萩さんと語る、農業の将来。
東根市で果樹農家を営む矢萩さんは、さくらんぼや節田梅などを栽培されています。 節田梅栽培の苦労と、今後の果樹農家としての展望を伺いました。 節田梅の果肉はとにかくデリケート。女性の肌のようにね。 漬物師範・横尾昭男 やっ[…]
2010年、今年の梅と茜姫。
壽屋の人気商品『茜姫』。 その茜姫と梅の今年の出来について、漬物師範と工場長が語りました。 今年の梅の出来。 漬物師範・横尾昭男 茜姫になる節田梅、今年は粒が大きいんだものね。不作だからだな〜。不作で、梅の木についた数が[…]
おみ漬ひっぱりうどん。
山形の寒い日に心まで温まる、「おみ漬ひっぱりうどん。」 大きな鍋で煮たうどんをそれぞれお好みのタレで。 「ひっぱりうどん」は、主に山形の村山地方に伝わる郷土料理です。お鍋を囲み、それぞれ個人の椀に納豆やネギ、生卵、大根お[…]
梅農家滝口さんと語る、理想の梅とは。
壽屋の茜姫をはじめとする梅商品。 その梅を作る東根の梅農家の滝口さんにとって、理想の梅とはどんなものか、漬物師範がたずねました。 長年の果樹栽培 漬物師範・横尾昭男 滝口さんの家系は、歴代果樹つくりがお上手な方が多いです[…]
山形、夏の贅沢。 生野菜で作る「だし」。
壽屋寿香蔵おなじみ、多栄子おばあちゃんが作るこだわりのだし。 その日採れたて、畑から収穫してきたばかりの野菜しか使いません。 多栄子おばあちゃんのだし 山形の夏のごちそう「だし」!山形弁では、「し」は「す」に近く聞こえま[…]