先日、とある古民家マニアの建築家さんに
野守の宿を見ていただく機会がありました。
こちらは、裏口の外側にある今でいう玄関マット。
石で出来ていて、
完全にくっついています。
この石。
だいぶ古く100年は超えているもののようです。
100年にも渡り、いろんな人に踏まれ続けた玄関石。
真ん中の所の色が変わっている部分は、
すり減ってしまい、
石が平らになっているのです。
人があまり踏まない部分は石のデコボコが残っていて、(画像の右側下)
よく人が踏む中央部分は、つるりと平らになっています。(画像奥)
なんともまぁ、当然のことではありますが・・・・。
毎日のようにながめている玄関石。
こうやって、専門家の方に解説していただくことにより、
長年使い込まれて、経年劣化が美しく現れているように見えました。
よこおともえ記