本格醸造りんご酢を科学的に分析プロジェクトその2

「三年熟成りんご酢」と「十年熟成りんご酢」って成分は違うの?というお客様の疑問から始まった「りんご酢を科学的に分析プロジェクト」
慶應義塾大学先端生命科学研究所と山形県工業技術センター食品醸造技術部、有限会社壽屋漬物道場とで、この二年に渡り共同研究を進めてきました。

今回ご紹介する結果は、健康への効果が期待できるという点です。

壽屋の本格醸造りんご酢は、市販の酢と比較して、「ソルボース」という物質が非常に高濃度であることが分かりました。
これは、小腸での砂糖の分解を抑える効果が高く、食後血糖値上昇抑制作用があり、
糖尿病の予防、改善にむけて期待されている甘味料なんだそうです。

したがって、「食後の血糖値の上昇を抑える効果がある可能性が高い」
ということにつながるようです。

もちろん、このソルボースは、科学的に合成されて作られたものではなく、
二度の発酵を行い、三年間熟成する間に自然に出来上がってきた物質です。

まだ、もうすこしこの研究は続いております。
今後、さらなる結果をご報告できること、ご期待ください!

その1の研究結果報告はこちらから。

https://www.akanehime.com/archives/2977