
え?
まだ??
お雛さま飾っているの?
と思われた方も多いかもしれません。
壽屋のある山形県内陸地方では、その昔からお雛さまは月遅れでお祝いするのが習わし。
たぶん、その昔は今以上に雪が多く、春の訪れが遅かったからでしょう。
私が幼かった頃も、おひな祭りは4月にお祝いしていました。今はほとんどのお宅では3月にお祝いしていますが・・・・。
その昔の風習に習って、壽屋では4月3日までお雛さまを飾っております。

壽屋の近所の横尾良子さんのお雛さまです。
150年ほど昔の古今雛とみられています。
その昔、横尾良子さん宅は「いげたや」という呉服屋さんを営んでいて、京都の着物屋さんとも取引があったため、京都から取り寄せたものではないかとみられています。
このお雛さまのお顔が私はとても好きなのです。
見る角度によって、またはこちらの気持ちによってでしょうか?
柔和に微笑んでいらっしゃるように見える場合と、凛とした表情に見える場合などがあり、不思議な気持ちになりながらも、いつもついつい見とれてしまいます。
4月3日まで。
午前10時から午後4時まで。
入場無料です。
どうぞ足をお運びください!
よこおともえ記