お雛様展示に華を添える屏風です

壽屋隣りの古民家「野守の宿」の前庭の梅が、
今にも咲きそうです!

白い花びら部分が見えてきました!

ですが、今現在、冷たい雨。
そしてこの後は、また雪の予報・・・。
なんだか、梅の花がもつこさくて。
(標準語で言うと、かわいそうで。でしょうか?)

野守の宿のお雛様の展示公開は4月3日までとなっております。

各お宅で大切にされてきたお雛様を10基ほど、展示公開しております。

お時間ある際には、どうぞ足をお運びくださいませ。

https://www.akanehime.com/archives/1067

野守の宿のお雛様展示に華を添える屏風です。

こちらは、壽屋女将の実家東根市神町の武田家に伝わるものです。

屏風のみが残されていたために、詳しい時代背景などは全く不明なのですが、紙の質感や裏張りの文様などから、天保年間(1830-1843)ぐらいのものでは?との説があります。

武田家の歴史や系図かと照合すると、七代目か八代目の方の奥様が、お嫁入り道具として持ってきたのでは?という仮説がたてられるようです。

とても大きな屏風のため、広い座敷のある野守の宿でさえも、飾る場所が限られてしまっています。現代の住宅では、とてもとても、飾れるスペースを確保できなそうです。

その昔は、この大きな屏風をどーん飾れる広い座敷に、大勢が集まってわいわいと賑やかに過ごしていたのかも。小さい子どもからお年寄りまで、何世代も・・・。兄弟も多いだろうし・・・。家族の人数も多くて、しかも親戚やご近所さんとの行き来も盛んで・・・。なんて、想像が広がります。