待望の「りんご酢研究所」が本格始動です。

昨年秋からの長い工事期間を経て、今年3月ようやくりんご酢研究所の内装外装工事、全てが終了しました。新型コロナウィルスの感染防止のため、すっかり延期となっておりました神事が、緊急事態宣言が解除になった5月下旬に行われました。

真新しい神棚が備え付けられたりんご酢研究所内は、大型のりんご酢製造タンクが所狭しと並んでいます。独特のお酢の香りに包まれた静かな室内では、すでにりんご酢のアルコール発酵が行われています。昨年秋に収穫のりんごから、製造量を３倍に増やしてりんご酢の製造を行っています。この増えたりんご酢が販売になるまでは、3年の熟成期間が必要です。本格醸造りんご酢の原材料は「りんご」それだけですが、原材料表示には現れない「3年という長い時間」と「作り手の愛情」が、じっくりとこの研究所内で育まれていきます。