2016年12月15日

壽屋のおもい

壽屋のおもい

 遅い春を待ちわびる雪国です。豪雪の冬を越えて、そこはかとない春の気配を感じる今日この頃、可愛らしい女の子の宴〝ひな祭り〟が近づいてまいりました。
コロナ禍によって大きく変化していく世の中となりましたが、壽屋でも新たな取り組みが進んでいます。
 安全で安心して食べられること、ごまかしのないこと、味の良いこと、品質に応じた買いやすい価格であること。この四条件からなる磯部理念が私たちの変わらない基本理念であり、今後もこの姿勢を貫いて営んでまいりますが、ここに地域や社員の幸福、そして食文化を次世代継承する取り組みをより一層加えていこうと考えています。
 「茜姫はほんとうにお高くて、手が出ないわ」というお声をいただくこともありますが、一方で茜姫に使用する山形の節田梅を育てる生産者の方々と共に地域を支えていくことも考えれば、品質をさらに高め、価格についても私たちはもっと考えていかなければと思っております。
 働き方も時代とともに変わり、子育てや趣味と仕事の両立も、各スタッフがものづくりやお客様との向き合い方をより良いものとする大切な取り組みとなってきました。
 お客様には今後も丁寧にお伝えをしていく所存でございますが、今まで以上に喜んでいただけるよう、美味しくそして丁寧にものづくりを行ってまいりますので、ご理解くださいますようお願い致します。
 ひな祭りは小さな頃の大切な記憶。安全安心で美味しい漬物でステキな記憶のお手伝いをさせていただきます。