2018年10月19日

季節の恵みで 体も心も健やかに

ここのところ、漬物が悪しき伝統のように扱われる事を多く目にします。
「漬物は塩分が高いから控えるように!」
一方で近頃の健康ブーム、テレビ番組始め、様々なところで食材の健康効果が語られるようになってきました。
その食材を見てみると…
なんとまぁ。壽屋で販売している商品に使用されている食材がだいぶ多くあるではないですか!「りんご酢に多く含まれるカリウムが体内のナトリウムを排出する働きがある。」「甘酒の成分は点滴と同じ。消化吸収を助け胃腸にもやさしい。」「梅のクエン酸は食欲増進、カルシウムの吸収を助けてくれる。」などなど。あげればキリがないほどです。
ちょうどそんな折、きくいもに含まれる「イヌリン」という物質が糖の吸収を抑える働きが期待されるという情報を入手し、みなさまの健康を祈りつつ、早速商品化に取り組みました。


壽屋店内に掲示している「人に良い物と書いて食物です」の立て札。食べて健康に!


壽屋のロングセラー「わらわら飯喰は」に使用する麹と、もち米と水のみで作った甘酒。食品添加物はもちろん、砂糖も一切使用せずに、おどろくほど自然な甘さを出すことに成功しました。見事な麹の風味とまろやかな甘みをご体感ください。

季節の恵みに感謝し
食材を大切にいただく

とはいえ、健康効果を謳う食材の数々ではありますが、結局は、様々な食材をバランスよく食べることが一番の健康への近道と言えるのではないでしょうか?
季節の恵みに感謝しつつ、採れた物を大切に調理して、食べきれない物は、加工保存して長く美味しくいただく。テレビ番組などでお手本に取り上げられる健康長寿の方々は、昔からこのことを実践しているのでしょう。
これは、壽屋が諸先輩方に学びながら故磯部昌策氏が提唱した磯部理念に沿って長年行ってきたことと合致していると思います。
「人を良くすると書いて食」食べて健康に!という意味合いだけでなく、感謝しつつ大切に楽しんでいただくという人間の内面的な成長をも表していると考えられます。
ありとあらゆる食品と溢れんばかりの情報に囲まれて私たちが過ごすこの平成の世、最後の実りの秋です。体が欲する物を美味しく、楽しく食べる!結果として健康効果へつながることを祈っております。
私たち壽屋は、基本に立ち戻って、食の大切さ、楽しさを伝えていければと思っています。




やーこん、昆布、きくいも、梅、りんご酢など、近頃健康効果が語られるようになってきた食材が、壽屋で販売している商品に多数ございます。