大欅の詩
No.15
東根の地域情報をお届けします

15号の目次
■日本一の大欅の前で日本一幸せな結婚式
■壽屋寿香蔵が新しくなった
■「欅見通り」開通
■さくらんぼマラソン大会


日本一の大欅の前で日本一幸せな結婚式。
注連縄
”ムガサリヤー!ムガサリヤー!”と大きな声が壽屋寿香蔵の前の通 りに響きわたった。丁度この日は東根の町中がお祭りで賑やかだった。近所の人や祭り見物にきた人達がこの声に集まってきた。長持ちと壽屋寿香蔵の横尾夫妻の後ろを花婿花嫁が歩きその後に親族や参列者が続いた。
 この日は日本一の大欅に注連縄(しめなわ)が飾られる日だ。その大欅の前までムガサリ行列は通 りを練り歩き結婚式をあげるのだ。この珍しい行列を見ようとたくさんの人が沿道には出てきている。そして新郎新婦に声援や拍手を送っている。
 ゆっくりとした行列が大欅の前に着いた頃、注連縄の飾り付け作業が始まった。小学生達が作りあげたという巨大な注連縄が大欅の若葉と好天の青空に多くの男達に吊り上げられた。
 雅楽が演奏されやがて挙式が行われた。東根市長も参列したこの若い二人の共に生きる誓いは樹齢1500年以上の大欅そして多くの市民の前で行われ、祝福を受けた日本一幸せな結婚式であった。

壽屋寿香蔵(じゅこうぐら)が新しくなった。
 今年で創業51周年を迎えた壽屋寿香蔵は、創業時の店舗から東根郵便局だった建物に現在の蔵造り風の店に改装移転して営業を始めたのは昭和62年(1986年)、今から15年前である。東根には蔵が多い。旧家が立ち並ぶ。この周辺の環境になじむように蔵の店舗造りをした。この店の外観は今でも東根の街並の景観に歴史と風土を感じさせてくれる。店内には囲炉裏があり買物客や地域の人達の井戸端会議の場になっている。
 この15年、「ままけは」「茜姫」を始めとするいくつかの人気商品が誕生した。また季刊誌「大欅の詩」の発刊とともに県外から多くのお客様が店を訪れるようになった。狭くて停めにくかった駐車場も最近、拡張した。


▲店頭ではたけのこ売りがはじまった
 5月25日、この壽屋寿香蔵が改装オープンをした。15年振りの大規模な改装である。店内の売場レイアウトを買いやすく見やすく大幅に改良した。入口正面 には「茜姫」の冷蔵ショーケースを置き、その左側には漬物のショーケースが奥へと通 路沿いに続く。右側の通路沿いには東根の風土食や体に良い食品が並ぶ。また漬物を家庭で漬けるための情報や素材がその奥に並べられた。地酒の清酒セーラーは改装前と同じように店のつき当たりにある。通 路から以前より見やすくなった。
 いつでもお客様に対応できるようにサービスエリアは店の中央に位置した。もちろん休憩やお茶話しのできる囲炉裏はゆったりと座れるように改良された。
  「欅見通り」から見ることができる壽屋寿香蔵の白壁には新しいマーク看板が取り付けられた。入口の軒先きは以前より道路側へ長く伸ばされ、雨に濡れないで車から乗り降りができる。店頭角の赤いポストはそのままにしてあり、白黒の外観イメージにかわいいポイントを与えている。
 改装工事と陳列は5月20日から24日の間に行われた。6月に入ると東根はさくらんぼの季節を迎えたくさんのお客様で賑わう。壽屋寿香蔵もこの期間はお客様が大勢来店する。床、壁天井そして照明と陳列棚が全て明るくて居心地の良い店づくりのために改装された。しかし東根らしい旧家と蔵の雰囲気はそのままにしてある。
 今年は異常気候のせいでさくらんぼの結実が例年より早まるようだ。是非、この新しくなった壽屋寿香蔵へ寄られていただきたい。


「欅見通り」開通。
欅見通り
 壽屋寿香蔵の近くを市内を南北に通 じ、東根温泉へ続く広い道路が6月14日に開通する。今まで「古豪の郷」への道がわかりにくかったが開通 後は、日本一の大欅やその周辺へのメインストリートになる。また壽屋寿香蔵からすぐ近くにあり、買い物や観光の人達には大変便利な道になる。(地図参照)
 大欅の枝葉を見上げながら歩くその緩い坂のこの道はまさしく「欅見通り」と呼ぶにふさわしい。和風の趣きのある地下道、ゆったりとした歩道は「古豪の郷」へ通 じる道としての雰囲気が漂う。その坂道から大欅の方向と反対側を眺めると東根の街並や旧家の黒板塀そして壽屋寿香蔵の蔵店を見ることができる。
 町は便利に変わって行く。しかしその土地の歴史と風土は守り続ける。東根はそんな町である。


さくらんぼマラソン大会
 今回が第1回目のこのマラソン大会は、6月9日(日)に行われる。コースは、さくらんぼの里「東根市」を陸上自衛隊神町駐屯地をスタート・ゴールする周回コースだ。今回はスペシャルゲストとして2000年シドニー五輪で日本女子マラソン界史上初の金メダリストとなった高橋尚子選手(Qちゃん)とその監督の小出監督が一緒に参加する予定となっている。さくらんぼの下を初夏の清々しい風に吹かれながら走るこのさくらんぼマラソン大会。ぜひ足を運び、選手と一緒に爽やかな気分を味わってもらいたい。詳しくはこちら
■お問い合せ
「果樹王国ひがしね・さくらんぼマラソン実行委員会」
TEL 0237-43-1158



大欅の詩13号  

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