野守の宿お雛様展示のご案内

期間:平成31年2月15日~4月3日まで (10:00~16:00 入場無料)

東根市神町の武田家(壽屋女将の実家)に伝わる290年ほど前の享保雛をはじめとして、東根市の旧家に伝わるお雛様や、近隣の市町村の親戚筋の明治・大正・昭和の時代のお雛様など、各家族で大切に保管されてきたお雛様9基を展示。

〈オリジナル木札作り体験〉江戸ちりめんを使用して、百人一首の木札(取り札)で、あなただけのオリジナルの木札が作れます。(代金500円、5名様以上要予約)

ご覧の際は、壽屋スタッフまでお声掛けください。

東根市旧家に伝わるお雛様

これまで数十年間、門外不出だった東根市内のとある旧家のお雛様。壽屋とは長年のお付き合いがある縁から、2018年に初めて壽屋のお雛様展示の列に加えていただきました。
保存してあった箱の蓋には「文政12年」とあったこのお雛様ですが、320年ほど前の元禄雛ではないか?という節と、箱書き通りの190年ほどまでの古今雛では?と2種類の推測が飛び出しています。
>>時代考証2つの理由。


東根市神町武田家に伝わるお雛様

●武田家のお雛様その①「享保雛」
東根市神町の武田家(壽屋女将の実家)のお蔵から平成23年に発見された江戸時代の享保雛です。紅花の栽培が盛んだった神町で、武田家はその組合運営に深く関わっておりました。また紅花栽培の豪農とも姻戚関係が歴代に渡ってあった模様で、享保年間(今から280年から300年ほど前)の武田家二代目もしくは三代目の時代のものと見られています。

●武田家のお雛様その②「次郎左衛門系の五人囃子」
江戸時代のもの。その昔、武田家では3基のお雛様を飾っていたということ。
この次郎左衛門系のお内裏様とお雛様も武田家のお蔵の中に眠っていることが予想される。

●武田家のお雛様その③
箱のフタの裏書きには、明治41年3月3日、琴子さんの初節句に、長崎(現在の中山町)の石澤家から寄贈された。と記入してあります。このように箱書きがあれば、お雛様の時代背景が明確になりますが 、なかなかこういった箱書きがあるのは、珍しいようです。


村山市湯野沢の大沼家に伝わるお雛様

(写真左)大沼家は、壽屋先代社長の「横尾寿三郎」が産まれた家。明治38年~41年頃のもので、娘さんの初節句のために購入したものなんだそうです。

(写真右)長女ひろ子さんの初節句のお祝いに昭和9年にお内裏様とお雛様を購入して、 次女えい子さんの初節句のお祝いに昭和13年に三人官女を購入したんだそうです。


細谷幸子さんのお雛様

東根市温泉町にお住まいの細谷幸子さんのお雛様。幸子さんは、東根市本町の「佐藤家」から細谷家に嫁いだ方です。骨董好きの幸子さんのお父さんが購入したもので、購入した時期は、昭和10年代ですが、これは、おそらく大正時代のものということでした。

横尾家のお雛様

昭和26年、本家の横尾家から分家をした頃から、現壽屋社長の妹きくこさんと さちこさんのために少しづつ購入して揃えたものです。 こちらも、大沼家のお雛様同様、少しづつ揃えたものです。

それぞれのお宅で大切にされて、女の子の成長を見守ってきたお雛様。 ながめていると、それぞれのお宅のみなさまの思いが伝わってくるような気もします。


そのお雛様と一緒に公開しているのが、一番古い享保雛と同じく武田家の屏風です。 武田家は、壽屋女将の実家です。 160年~180年前の物と推定されていますが、この鮮やかな色合い、見事です!

>>野守の宿へのアクセスはこちらをご覧ください